アンプルピッカー
当院では入院患者さんの点滴を調剤する際にアンプルピッカーを使用しています。
医師が点滴を処方し、薬剤師が配合変化・用法容量をなどをカルテで確認をします。
受付をするとアンプルピッカーから患者さんごとに処方箋・薬剤が出てくるので、薬剤間違いの防止など安全な調剤に役立っています。
安全キャビネット
当院の外来化学療法センターでは、外来と入院患者の抗がん剤の調製を薬剤師が行っており、2人同時に調製できる安全キャビネットを設置しています。
抗がん剤の調製には、「職業的な被爆」を起こさないように注意を払う必要があります。
安全キャビネットを使用することにより、調製者の被爆を防ぐことができるのはもちろん、調製場所が限定されるため他の環境への汚染を防ぐこともできます。
化学療法を受ける患者が増えている中で、調製者の安全を守るための環境整備も必要であり、そのためのさまざまな取り組みを行っています。
トモセラピー
従来の放射線治療に比べ、非常に精度良く病変部のみに放射線を照射することが可能になりました。照射を行ってはならない場所、例えば"腫瘍周囲の正常部分"への照射を最小限に食い止めることにより、副作用を徹底的に抑えることが可能になり、そのため病変部に十分な照射を行うことができ、高い治療効果が期待できます。
ダヴィンチ
「内視鏡手術支援ロボット ダヴィンチ」はロボット部と操作部、助手用のモニターで構成されています。
ロボット部には先端に鉗子やメスなどを取り付ける3本のアームと内視鏡が装着され、術者は箱型の操作部に映し出される内視鏡画像を見ながら遠隔操作する仕組みになっている装置です。